週間天気予報を見ると、傘マークがちらほら・・季節が少しずつ春へ向かっている
ことを感じられるようになりました。受験シーズンも終わりつつあり、我が家の息子
もこの春、高校を卒業します。3年間の日課であった、出勤時に息子を駅まで送り届
けることも、残りわずか・・。改めて時の流れの速さに驚くと共に、老いる自分と、
成長を続ける子共たちを見ていると、人間の一生のはかなさを感じずには
いられません・・(~_~;)
春をつげることの1つに、日本で越冬した渡り鳥が間もなく繁殖地のシベリアに旅立つ
という記事がありました・・。
渡り鳥といえば「ヒマラヤ越え」で知られるアネハヅル。全長は1メートル
弱とツルの中でも小柄で、平地ではそれほど高く飛べない。だがヒマラヤを越える時
は、数百羽がV字に連なり、上昇気流を利用して高度8000メートルに達すると
いわれます。なぜこの時は、高い山を越えられるのか?登山家の竹内洋岳氏が一つの説を
語ってくれました。いわく“ヒマラヤで造山運動が起こる前から、ツルはこの
ルートを移動していました。長い年月をかけて少しずつ山が高くなる中で、ツル
も飛行高度を徐々に上げてきた”と言われます。気の遠くなるようなスケールの話ですが
興味深いです。もしヒマラヤが隆起しなければ、ツルも高く飛べるようには
ならなかったと推測されます。地殻変動という環境変化の“挑戦”に対し、ツルが
“応戦”し続けた結果、想像を絶する力が育まれたともいえるお話です。人間もまた
“一足飛び”に成長することはできません。それには今ここで、自分ができること
から、挑戦する心で勇気の行動を起こすことが大切なのではないでしょうか。
私達の「仕事の取組」の行動指針であるクレドに「新しいことへの挑戦」
「完成した時の達成感」「信頼されたことへの感謝」が私達の原動力です。
とあります。常にベストの結果にこだわりつつ、チャレンジ精神を燃やし続けたい
ものです。
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