昨日、東京商工会議所の「会社は生き返る」事業の再生と継承の講演で学んで来まし
た。会場は千代田区二重橋にある東京商工会議所。この会場に行くたびに、初代会頭
でもある「渋沢栄一」の精神に触れることが出来ます。現在移動の時間を利用して
電子書籍で城山三郎の小説『雄気堂々』を読んでいます。明治時代に実業家として
大成功を収めた渋沢栄一の半生を描いた作品です。世間でも新1万円札になる人物と
して現在再び脚光を浴びています。
さて今回のセミナーの主催者である「東京都中小企業再生支援協議会」とは・・。
中小企業の事業再生に向けた取り組みを支援する「国の公的支援機関」です。 事業
再生支援の専門家が、 中小企業経営者からのご相談を無料で受けています。
中小企業の事業再生に向けた取り組みを支援する「国の公的機関」(経済産業省委託
事業)として47都道府県に設置されており、東京都では東京商工会議所が受託・運営
しています。窓口相談では、経験豊富な事業再生支援の専門家(金融機関経験者、公認
会計士、税理士、中小企業診断士等)が、 中小企業経営者からのご相談を受けています。
取引金融機関への対応方法や資金繰り・事業計画の作成でお困りの方、あるいは、自社
の企業健康診断をして欲しいという方まで、幅広くご相談を受付けております。再生支援
協議会は、いわば「企業版の地域総合病院」として、 がんばる中小企業を支援している
のです。具体的には、金融機関経験者・公認会計士・税理士・中小企業診断士等の 経験
豊富な専門スタッフが15名ほど常駐し、中小企業からの様々な経営相談を行います。
この窓口相談では、自社事業・財務面等の現状や課題についてヒアリング・分析を行い、
ご相談内容や個別企業の状況に応じて、金融機関との対応・交渉の仕方や 今後の事業改善
のポイントなどについて、きめ細かにアドバイスを行います。相談は、何度でも利用可能
です。さて講演は2部形式となっており、2部では実際にこの支援を受けて、経営危機を
乗り越えた「玉寿司」の社長さんと実際に当時支援を行った担当者(現在は中小企業再生
支援顧問)との当時を振り返った、赤裸々な体験トークとなり経営がどん底におちいり
ピンチの連続を再生支援を受けながら、見事に復活を成し遂げ、現在では毎年増収増益を
続けている体験談には、本当に感動いたしました。ピンチをチャンスに変えていく経営を
私達も目指しています。沢山の経営者に勇気を与える素晴らしい講演でした。現在、税理士
やコンサルなどの支援を受けている会社でも、「セカンドオピニン」的にも相談できる
頼もしい機関です。
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~☆ 「技術をデザインする」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~