「感染症から学ぶこと・・」(705号)

コロナウイルス感染症の問題で生活も変わりましたね。2日前にスポーツクラブに行

きましたが、ガラガラ・・!様々なレッスンなどは当面中止この日からスポーツクラブ

に通うこともやめました。飲食店もガラガラです。ビジネスのセミナーも一切中止。

外出などは極力避ける・・。夜は用事がなく早く休むようになり、その分早く起きて、

6時前には出社するようになりました・・。これを期に何かを始めたいと考える今日

このごろです・・。社会経済機能の制限に踏み込み始めた政府は、新型コロナウイルス

感染症対策の基本方針を発表したポイントは次の三つです。

(1) 流行の早期収束を目指しつつ、患者の増加のスピードを可能な限り抑制し、

流行の規模を抑える

(2) 重症者の発生を最小限に食い止めるべく万全を尽くす

(3) 社会や経済へのインパクトを最小限にとどめる

政府はそのように発表し行動を起こしていますが、私達に出来ることってなんだろう?

って考えますし、考えさせられることが多いです。

SNSを通じた怒りや、感情の渦で社会が動かされてしまっているのが現状のような

気がします。スマホの画面の文字を見て怒り、感情的になってすぐ行動したり、すぐ

SNSに投稿やリツイートしたりする人が目立つと感じますね。たかが文字情報ですが、

スマホによるSNS時代は、人の感情をぐいぐい探って怒りや不安の渦を作っていきます。

今回はそれで社会が動かされてしまっていると感じます。感染症で直接被害を受けて

いる方々や震災の復興に直面した方々に比べれば私達はまだ間接的な被害でしか有り

ません。事実を冷静に見極めて判断し賢明に行動していきましょう・・。

相変わらずトイレットペーパーなどの紙類が入手出来ず・・季節を同じくしておきた

9年前の東日本大震災の直後を思い出す方が多いのではないでしょうか。

先月末に発刊された「南相馬メドレー」という書籍を読んでいます。1997年に

芥川賞を受賞された「柳美里」さんが著者です。

東日本大震災後、福島県南相馬市に転居した作家・柳美里が5年にわたって綴った

珠玉のエッセイ47篇が集録。南相馬の臨時災害放送局のラジオパーソナリティを務め

たことを機に、現地の高校で講義や演劇指導を行うかたわら、書店兼小劇場をオープン

するなど、被災地の人々と生活を共にしつつ歩んだ家族の軌跡です。「今日もわたしは、

夕陽の赤が静かに広がる南相馬の町を、小声で歌を口ずさみながら歩いています。いま、

ここに在る、という自分の位置を確認しながら──」(「あとがき」より)。

「南相馬に転居した理由(わけ)」「漂泊の果てに」「フルハウス」「女川駅舎の紙製

のベンチ」「縁の糸」「最後の避難所」「『青春五月党』復活」「ある晴れた日に」

「悲しみを追悼する」ほか、月刊誌『第三文明』の好評連載を書籍化した書籍です。

震災から復興する現地でどのようなことを感じとって、行動を起こし、生活してきたか・・

人を信じて勇気を持つことで、人生は変えられることをこの本から学ぶことが出来ます。

このような時に読むベストな書籍です。\(^o^)/

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA