昨日、政府対策本部で改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言
が発令されました。安倍総理は企業に対して社会機能維持のために必要な職種を除き、
オフィスでの仕事は自宅で行うよう要請。出勤が必要な場合も出勤者数を最低7割減らし、
時差出勤などの工夫を講じるよう求めました。これの具体的数値目標に対して、弊社に
出来最大限の対応を検討し現在こうじている対策にプラスして行くために、朝から
ドタバタです。第2次世界大戦以来ともいわれる人類的危機に対して、私たち市民
一人一人の自覚と行動が問われています。
このような混乱の中、映像を通して、励ましを送る動きも沢山出てきています。
元メジャーリーガーのイチローが、トヨタの新入社員へ送った動画が話題となっています。
イチローは、現役時代、毎年のようにバッティングフォームを変えてきたことを紹介し、
「さらに前進するためには、常に新しいチャレンジが必要だと信じている」と語っていま
した。また、変化には、当然のようにリスクが伴うことに言及されています。「成長とは、
真っすぐに目的地へ到達することではないんじゃないか。前進と後退を繰り返して、少し
だけ前に進む。つまり、後退も成長に向けた大切なステップ」であると強調しています。
私も本当にその通りだと共感しています。
いま企業・団体も、変化の時を迎えています。テレワークの導入や業務見直しなど、これ
までは検討すらされなかったことを模索するチャンスと捉えたいですね。
弊社では「今後のコロナ対策について」という細かい規定を状況に応じて改定しています。
時差出勤から始まりましたが、今ではテレワークの推奨や外出の規制、車通勤推奨・・。
本来休業としたいのですが、そのような余裕がございませんので、考えた末に週休3日制
を導入します。チームを2つに分けて日・月・火・水の4日勤務と水・木・金・土の4日
勤務に分けることで水曜日以外は出社メンバーが半分に成ります。
テレワークメンバーや車通勤メンバーと合わせると人と人の接触機会を6割以上削減出来
て、政府が推奨する7割削減まで近づけることが出来ます。1日の稼働時間は少し増えま
すが、実益も残しながらリスクを削減出来る最善の策と考えます。神奈川県の緊急融資制度
を利用して余裕のある形で準備完了しています。テレワークや週休3日制は将来的に考えて
いたことでしたので、平常に落ち着いた時の試金石となるとも考えています。
ピンチをチャンスに変革していきたいですね。
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