コロナ禍、本屋に行くと「変化に対応せよ・・」との書籍が目を引きます。そんな中
「変化の多い時代だからこそ読むべき1冊として・・。著者:スペンサー・ジョンソン
の「チーズはどこに消えた?」お読みに成ったことがある方、多いのではないでしょう
か?2020年初版を発行以来、累計で400万部を突破。全世界では2800万人に読みつ
がれているベストセラーです。本の帯には「1時間で読めて、10年役立つ」と書かれ
ている短編の物語です。自分の人生は自分しか変えられないことが物語の内容です。
キーワードは「変化」です。
・変化は起きる、変化を予期せよ
・変化にすばやく対応せよ
・変化を楽しもう
・進んですばやく変わり再びそれを楽しもう
この物語に登場するのは、ネズミのスニッフとスカリー小人のヘムとホー。2匹と
2人は「迷路」のなかに住み、「チーズ」を探します。ここで・・
「チーズ」とは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、財産、健康。精神的
な安定……等々の象徴。
「迷路」とは、チーズを追いもとめる場所、つまり、会社、地域社会、家庭……等々の
象徴です。
この一見シンプルな物語には。状況の変化にいかに対応すべきかを説く、深い内容
がこめられているのです。また物語には、私たちみんなが持っているもの単純さと
複雑さ、この物語に登場するのは、二匹のネズミ、「スニッフ」と「スカリー」と
二人の小人、「ヘム」と「ホー」。この二匹と二人は、私たちの中にある単純さと
複雑さを象徴しています。私たちは、スニッフのように、いち早く変化をかぎつけ
ることもあるし、スカリーのように、すぐさま行動を起こすこともあるし、ヘムの
ように、いっそうまずいことになりやしないかと怯えて、変化を認めず、変化にさ
からうこともあるし、ホーのように、もっといいことがあるに違いないと、うまく
変化の波に乗ろうとすることもあります。どのような行動をとろうと、私たちみん
なに共通していることがある。迷路の中で、自分の道をみつけ、時代の変化の中で
望みを成就せねばならないということです。
スコットランドの小説家:A・J・クローニンは、「人生は自由に何のじゃまものも
なく歩めるようなまっすぐで楽な廊下ではなく、通る者にとっては迷路で、自分で
道をみつけねばならず、道に迷い。わけがわからなくなり、ときには袋小路につき
あたることもある。しかし、信念があれば、かならずや道は開ける。思っていた
ような道ではないかもしれないが、やがてはよかったとわかる道が・・。」と、
ただでさえ変化の多い激動の現代にコロナ感染症問題が引き金となりますます混迷
を深めています。この物語にあるように変化に素早く的確に対応することが求めら
れています。この書籍:「チーズはどこに消えた?」を大量に購入し社内で回し
読みを始めました。みんなで変化に対応していきましょう。
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