最近、私の住む町の近所だけでも３件の大型飲食店が閉店することに成りました。
皆さんおなじみの大型店ばかりです。また自宅の並びの数件隣の自動車中古車店は、
人気店でもあり２３年元気に営業されていましたが、残念ながら今月閉店されま
した。閉店の当日、お店の経営者が何も無くなったお店を何度も振り返りながら、
肩を落として去っていく姿に・・。同じ経営者として胸が締め付けられる思いで
した。皆さんもコロナ禍でそのような厳しい状況を実感されているのではないで
しょうか。全国の経営者を対象に新型コロナウイルスによる各業界への影響調査
が実施されました。新型コロナウイルスはあらゆる業界のあらゆる企業に影響を
及ぼしています。感染拡大により業績が悪化し、閉店や倒産、廃業を決断した
経営者も沢山います。なかには、補助金・給付金・助成金などの申請をし、危機
を乗り越えた経営者もいます。
新型コロナウイルスによって、生き残る業界・業種もあればこれから消えていく
業界・業種もあると言われています。日を増すごとに、状況は厳しくなってい
ます。これからしばらくは、生き残りを掛けた厳しい戦いです。は、それぞれの
業界でコロナによるどのような影響があったのでしょうか？また、これからの
時代に、伸びていく業界、消える可能性のある業界は、どの業界なのでしょうか？
調査によると・・。新型コロナウイルスの影響が小さかった業界TOP3は、
『病院・製薬・調剤』『広告・マスコミ・イベント・制作』『不動産・ゼネコン』
と判明しました。『病院・製薬・調剤』がTOPなのは理解できますね。また、
『広告・マスコミ・イベント・制作』『不動産・ゼネコン』といった、情報や生活
に欠かせない業界はあまり影響が出ていないようです。反対に、新型コロナウイルス
の影響を強く受けた業界TOP3は、『IT・通信（含むゲーム）』『小売（含む店舗系、
アパレル、百貨店、飲食、コンビニ）』『製造・メーカー』と判明しました。弊社
の属している業界は、コロナの影響を強く受けた製造業です。他人事では有りません。
飲食店やアパレルなどの廃業が多かったことは、ニュース記事などでも多く見かけま
したが、『IT・通信（含むゲーム）』に倒産・廃業が多かったのは、意外でした。
withコロナのサービスを扱っている事業者は伸びている反面、SI事業者（企業の情報
システム構築を請け負うITサービス）やSES（システムエンジニアリングサービス）
、小規模なフリーランス事業者などは打撃を受けているという、二極化が進んでいる
ようです。私達のお客様でも好調・不調がはっきり別れています。私達を取り巻く
外部環境は、当面厳しいことが予測出来ますが、勝ち残らなければ成りません。先日
もお話しましたが、いつもお客様は私達と他社を比べています。皆さんが物を購入
するとき、外食のとき、サービスの提供を受けるとき、必ず他店・他社と比べている
ように、私達はいつもライバル業者と比べられています。お客様によっては点数で会社
のレベル分けをされています。厳しい時代といわれて来ましたが、コロナで益々厳しさ
を増し、先の読めない混迷な時代です。私達が勝ち残るには、他社にないサービス・
他社のサービスにプラスしたサービス提供といった差別化が絶対必要です。お客様を
ファンにする取組を皆で行って参りましょう。
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