「コロナ禍の警戒心・・」(777号)

「9月9日」「社長ブログ777号」「良い天気」縁起が良くとても、おめでたいこと

が起きそうな予感の1日がスタートしました。\(^o^)/

日中は、まだまだ暑い日が続いていますが、朝晩はすっかり涼しくなり秋の虫の声も騒

がしくなってきました。今朝などは、気持ちの良い真っ青な空を見上げて思わず

「天高く~馬肥ゆる秋」ということわざが自然に口から出ました・・。

(最近読んでいる、書籍:日本のことわざを心に刻む・・のせいでしょうか。)

季節的にはもう少し先の事かもしれませんが・・このことわざは、秋は空か澄み渡って

高く晴れ、牧草も豊かになり馬も肥えてたくましくなることから、爽やかで気分の晴々

とする秋の季節の形容を著しています。実は、このことわざにはこんな深い意味があるんです・・。

これは中国に由来する表現で、もとは「秋高く塞馬(さいば)肥ゆ」といい、中国の秦・漢

の時代、北方の遊牧民族・匈奴(きょうど)が実りの秋になると略奪のため、中国の国境に

侵入してきたことから、国境警備を強化すべき季節になったという警戒を喚起する言葉だった

のです。秋を表現する気持ちの良い言葉は、このような意味のことわざだったんです。

現在コロナ禍にあって、これから警戒したいのは、私達ビジネスマンにとって経済の流れに

なります。今朝の新聞記事に「トップの視点」として、2社の経営者のコロナについての

警戒心と対策が語られています。

キユーピー(長南社長):主力商品を「必需品に・・。」

ドレッシングの用途拡大や需要掘り起こしを怠り「トップメーカーとして問題だった」

と反省の弁を語っています。ドレッシングはマヨネーズと並ぶ主力商品ですが、販売は伸び

悩んだそうです。ドレッシングはサラダ用との固定イメージの打破は急務。新型コロナウイルス

感染から買い物を短時間で済ませる傾向も強まり、加工食品は忘れられやすくなる」と警戒

しています。ドレッシングが麺のたれ、炒めものなど幅広い料理に生かすことが出来ると、

情報発信に取組みながら、ドレッシングを「マヨネーズのように汎用性の高い『生活必需品』

にしたい」と意気込んでいます。

リコー(山下社長):「働き方改革支援で攻勢を・・。」

小手先の対応では乗り切れない」と危機感を持っています。新型コロナウイルスの感染拡大の

影響で、主力の事務機販売などが落ち込んでいます。コロナを前提にした「新常態」を覚悟し

抜本的な構造改革に加え、デジタル技術を活用した課題解決型企業への転換を急ぎます。コロナ

を機に広がったテレワーク関連ビジネスが好調を維持しながら働き方改革を支援するサービスで

攻勢を掛けていきます。「20年度は危機対応と変革加速の1年になる」と社長は語ります。

新しい需要を取り込みながら低迷脱却を誓っています。

私達のお客様にも、コロナの影響で好・不調が鮮明になっています。産業的な問題と経済的な

問題など様々です。私達の事業はどうしてもお客様の、景況に左右されますが、今こそとの思い

で、超・積極的経営に転じ変革のチャンスに変えて行く決意です。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA