「アフターコロナを団結で乗り越える・・」(790号)

7年以上通ったスポーツジムを先日退会しました。感染症の問題も有りますが、スポーツ

ジムに通わなくても自宅で筋力トレーニングする方法を身に付けたので、ジムに行く必要が

なくなったのです。安価なトレーニング用のゴムとローラー購入。設備投資は\3,000程度

毎月のジム会員費はおおよそ\10,000。いちいちジムに通い、着替えて、トレーニング後

はシャワーを浴びて着替えて・・。本当に面倒でした。

今は自宅で寝る前に筋トレ⇒入浴⇒就寝全く面倒では無いのです。お金も時間も節約出来

て一石二鳥です。自分自身がやる気になれば設備や環境が整ってなくても出来ちゃうんです。

コロナで気付きました。今、アフターコロナとかニューノーマル(新しい常識・状況)

と言われています。社会も企業も個人も、考え方や生き方、習慣が変わってきました。

先日、日経の記事に「寄付や署名…動く若者 「社会の一員」コロナ禍で実感」との記事

が掲載されていました。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に寄付や署名活動に取り組

む、行動する若者がじわり増えている。外出自粛を余儀なくされ、授業はオンラインに。

自らが社会の一員であると実感すると同時に、医療現場の疲弊や貧困など社会の課題も

浮き彫りになり「今できることを」とアクションを起こし始めた。との内容でした。

何が大切なことなのか・・。コロナ禍で改めて生き方や価値観を問われ出た一つの

行動なのでしょう。

アフターコロナを団結で乗り越える

話は変わりますが日本人が「幸せ」を感じない理由についてのお話になります。

国連が本年3月に発表した2020年版「世界幸福度報告」では、フィンランドが3年連続

で首位に。一方で日本は62位でした。2017年の51位から3年連続で順位が後退する日本

で、近年、特に評価が低い項目が「寛容さ」となっています。寛容とは「よく人の言動

を受け入れること。」「他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。」です。寛容さの

低いその要因について、桜美林大学の山口創教授は「人とのつながりが少ないこと」を

挙げています。人とつながることは、幸福感に必要不可欠の要素であり、反対に「孤独

は心と体の健康にとって最大の敵」と指摘しています。孤独を回避するには、たまに会う

遠くの友よりも「身近な人に目を向けて交流することが必要」と山口教授は強調してい

ます。「色々なことを気兼ねなく話し、大変なときはすぐに支え合うことができるような

密な関係が求められている」と・・。昔から“遠くの親戚より近くの他人”といわれています。

もちろん、親戚や家族が近くにいるのに越したことはないのですが、そうとは限らないの

です。そんな時、何かあれば助けてくれる近隣の友人がいれば、どれほど心強いかで

しょうか。その結び付きが人生を豊かにし、自他共の成功や幸福を開く力となるのです。

会社でも仕事上の付き合いの人もいれば、公私ともに交流を深めている方がいます。私達は

1日のほとんどを会社で過ごしています。家族よりも長い時間をともに共有しているのです。

ある意味、家族同様の関係では無いでしょうか。今月からバディー制という取組を導入して

いますが、今までの関係に信頼とそれに答える行動が、プラスされました。この事により、

社員の皆さんの結びつきも強くなることと思います。コロナ禍で様々非常に厳しい状況が

続きますが、アザエンジニアリングのメンバーが一致団結し、この国難をチームワークで

乗り切り成長していきましょう。

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 「技術をデザインする」  マルチエンジニアリングのAZA