以前にもSDGsの勉強会に参加した内容のブログを書きましたが、改めて振り返り
たいと思います。SDGsは、取り組み・活動次第で、様々な経営的なメリットを得
ることができます。詳しくはふれませんが以下に、SDGsで得られるメリットの
一部を紹介させていただきます。
【経済面に関して】
1.売上・利益の向上 2.イノベーション/新商品・新規事業開発力の向上 3.コスト
削減
【社会に関して】
1.企業イメージ・信用度の向上 2.地域の皆様から愛される企業に 3.経営の方向性
を正すことができる
【人に関して】
1.社員のやる気向上 2.会社へのロイヤリティ向上 3.人材不足の解消 4.モラル意識
の向上
どこかのタイミングで、弊社でおこなているグループディスカッションのテーマーと
して取り上げ、まずSDGsを学び、SDGsについ会社の具体的な取組を協議していきたい
とも思っています。今日はその中でも「食品ロスについて」の新聞記事をご紹介致しま
す・・。【食品ロスを削減しよう】(食卓で感謝の「いただきます」)
「粟一粒は汗一粒」粟(あわ)1粒であっても、その収穫のためには汗1粒に当たる労力
がかけられているから、無駄にしてはいけない。農家の方々のご苦労を伝えることわざ
です。2015年(平成27年)、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標12にある
「つくる責任 つかう責任」には、“2030年までに小売り・消費レベルにおける世界全体
の1人当たりの食料の廃棄を半減させる”との具体的な目標が掲げられました。昨年には、
世界各地で食料支援を行う国連機関「世界食糧計画(WFP)」がノーベル平和賞を受賞
しました。食料対策を講じる必要性が世界中で注目されています。「本来、食べられる
のに廃棄される食品」のことを食品ロスといいます。私事ですが数年前駅頭で「食品ロス」
についてチラシ配りのボランティアに協力したことが有りました。チラシを手渡しながら、
特に主婦層に興味ある人が多いことと、反響の大きさに驚きました。国内の食品ロスは
年間612万トン(平成29年度)と推計、毎日1人当たり“茶わん1杯分”が捨てられている
計算になります。食品ロスを減らすためには家で食品ロスを出さないようにするだけで
なく、消費者が食べ物を買う店、食べる店の側でも意識することが大切だと考えられます。
消費者庁は、家庭で食品ロスをなくす基本として、「買い物時は『必要な分だけ買う』
料理の際は『食べきれる量を作る』、食事の際は『おいしく食べきる』こと」と訴えてい
ます。最近では、飲食店などで売れ残りの料理や、賞味期限が近づいた食品を安価に購入
できるサイト「KURADASHI」や「TABETE」などのスマホアプリが誕生しています。
店は食材等を捨てなくてすみ、消費者は料理・食品を安く買えるなど、環境にも財布にも
優しい仕組みとなっています。また、食品を買いすぎてしまった際には、生ものを除いた
賞味期限内の保存食であれば「フードバンク」(未使用の食品の寄付を受け付け、必要と
する個人や福祉施設などに届ける団体)に寄付することも食品ロス削減につながる取組
です。「食」には生命を維持する働き、健康を増す働き、さらには心身の力を盛んにする
働きがあります。食事の際は生産者に思いを馳せ、「いただきます」に感謝を込めたい
ですね。
———————————————————————AtoZtoA——
~☆ 「技術をデザインする」 マルチエンジニアリングのAZA ☆~