世界的な半導体の供給不足を受け、日本政府が台湾当局に増産などの協力要請をした
ことが、26日までに分かりました。米国やドイツも増産を要請したと海外メディアが
報じています。半導体不足で自動車メーカー各社は、減産に追い込まれるなど影響が
深刻化しています。国内半導体メーカーは材料費や加工費が高騰し、製品を値上げ
する動きも出始めてきています。半導体を使うメーカー各社は調達費用がかさみ、
業績に影響が出る可能性もあります。台湾には半導体大手の台湾積体電路製造
(TSMC)などの企業があります。増産要請は、製品によって大量生産できる工場
が限られており、国内メーカーですぐに対応できない事情もあるとされています。
半導体を巡っては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で急激に落ち込んだ自動車
販売が回復し、世界的な供給不足となっています。コロナの感染を避けるため、
公共交通機関ではなくマイカーで移動する人が増えていることも背景にあるとみら
れています。第5世代(5G)移動通信システム関連に加え、在宅勤務の拡大で
パソコン向けの需要も急増。動画などの利用も増加しており、データセンター関連
需要は今後も大きな伸びが見込まれています。今年に入り、半導体不足を理由に
ホンダは日米中で減産に追い込まれました。トヨタ自動車や日産自動車も生産調整
を実施したほか、SUBARU(スバル)は群馬製作所の操業を2日間停止しました。
このような半導体不足は当面続くとみられています。弊社の属する主要産業の1つ
である半導体製造装置の今後の設備投資に大きく影響が出ることは間違い有りません。
期待をしています。(^^)
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